第6回 離島の分割

通常の市区町村であれば、一自治体につき一つの画像という形で処理できます。

しかし小笠原村では、この方法がうまくいきませんでした。

小笠原村には父島・母島周辺、硫黄島、南鳥島、沖ノ鳥島など、非常に離れた地域が含まれています。

これらすべてを一つの巨大な画像にまとめ、一つのUTM座標系で処理しようとすると、地域によって投影歪みが大きくなります。

実際、作成した画像を通常の地図上へ重ねると、地図と衛星画像の位置が合わなくなる問題が発生しました。

そこで小笠原村については例外的に複数のタイルへ分割し、それぞれ別の画像として扱うようにしました。

父島・母島周辺、硫黄島周辺、南鳥島周辺、沖ノ鳥島周辺など、地理的に離れた範囲を分離して処理します。

この経験から、市区町村という行政単位と、画像処理に適した地理的な単位は必ずしも一致しないことが分かりました。

関連技術・キーワード:小笠原村 / 父島 / 母島 / 硫黄島 / 南鳥島 / 沖ノ鳥島 / CRS / UTM / Tile / 投影歪み