第1回 衛星画像の探索
衛星画像ビューアではSentinel-2の衛星画像を利用しています。データの探索にはCDSE(Copernicus Data Space Ecosystem)を利用します。
衛星画像を扱い始めた当初は、地名や場所を指定すれば簡単に目的の画像が見つかると思っていました。しかし、日本全国のSentinel-2画像を体系的に集めようとすると、MGRSグリッドについてある程度理解する必要があることが分かりました。
Sentinel-2のデータでは、例えば54SUEのようなタイル番号が使用されます。この番号がどの地域を表しているか分からないと、目的地域の画像を効率よく探すことができません。
一つの地域だけを調べるのであれば、MGRSを深く理解しなくても何とかなるかもしれません。しかし、日本全国を対象にすると100枚を超える規模のタイルを扱うことになり、どの地域がどのタイルに対応しているかを把握する必要が出てきます。
一方、MGRSそのものを完全に理解しようとするとかなり奥が深い仕組みです。
そこでAIMMearth制作では、MGRSを完全に理解することより、「この場所のSentinel-2画像が欲しいなら、このタイルを探せばよい」と判断できる程度の実用的な理解を優先しました。
この記事ではMGRSの理論を網羅的に解説するのではなく、実際にCDSEから目的地域のSentinel-2画像を探すために必要だった範囲を中心に説明します。
関連技術・キーワード:CDSE / Copernicus / Sentinel-2 / MGRS / 54SUE / Tile / 衛星データ

