第1回 衛星画像の加工の全体像

衛星画像の取得の工程でCopernicus Data Space Ecosystem(CDSE)から129個のJP2ファイルをダウンロードしておきました。

衛星画像の加工の工程では、これらのデータを使用して、衛星画像ビューアで表示する日本全国1741自治体のGeoTIFFファイルを作成することとします。なお、小笠原村については、1個ではなく7個のGeoTIFFファイルで構成しているので、1747個のGeoTIFFファイルをつくることになります。

1. モザイク処理

1個のJP2ファイルで1個のMGRSグリッドの範囲を包含できない場合、2個のJP2ファイルを組み合わせて、1個のMGRSグリッド全域を包含するGeoTIFFファイルを作成します。

この処理によって、18個のJP2ファイルを9個のGeoTIFFファイルにまとめました。

残りの111個のJP2ファイルは、そのまま使用します。

2. バーチャルラスタデータの作成

モザイク処理によって作成した9個のGeoTIFFファイルと111個のJP2ファイルを合わせた合計120個のファイルから、UTMゾーン51、52、53、54、55、56のそれぞれについて、バーチャルラスタデータを作成します。

3. 市区町村単位での切り抜き

作成したバーチャルラスタデータを、国土交通省の市区町村境界データに従って切り抜きます。

これにより、日本全国1741自治体それぞれのGeoTIFFファイルを作成します。

以上が、衛星画像ビューアーで使用するGeoTIFFファイルを作成するまでの加工の全体像です。