第3回 座標系
衛星画像を扱い始めた頃、かなり苦労したのが座標系でした。
最初は、緯度経度、CRS、EPSG、UTM、MGRSなどが、すべて似た「場所を表す仕組み」のように見えていました。
EPSG:32651、EPSG:32652、EPSG:32653、EPSG:32654といった数字も、当初は何を意味しているのかよく分かりませんでした。
そのため、QGISで衛星画像を表示するときにも、「狙った場所を表示したいのに、どの座標系を使えばいいのか」が分からず苦戦しました。
実際に画像を扱っていくうちに、地球上の位置を緯度経度で表すことと、地球表面を平面の画像として表現するための投影法は別の問題であることが分かってきました。
UTMでは地球を複数のゾーンに分け、地域ごとに適した投影を利用します。そのため、日本国内でも地域によって利用するEPSGコードが異なります。
この記事では、測地学を完全に解説することを目的にはしません。
AIMMearth制作に必要だった範囲として、CRS、EPSG、UTM、MGRSがそれぞれ何を意味し、実際の衛星画像処理でどのように関係するのかを説明します。
関連技術・キーワード:CRS / EPSG / UTM / WGS84 / QGIS / EPSG:32651 / EPSG:32652 / EPSG:32653 / EPSG:32654

